【実績紹介】相続した再建築不可の実家を売却した不動産コンサルティング事例
今回は、司法書士の先生からご紹介いただいたお客様の相続したご実家売却に関するコンサルティング事例をご紹介します。
お客様は50代女性で、横浜市磯子区にある100坪以上のご実家を相続されました。しかし、現地を確認したところ、接道がわずか1.8mしかなく、建築基準法の規定により再建築が不可能な土地であることが判明しました。
このままでは、せっかくの広い土地も市場価値が大きく下がり、売却できたとしても1000万円程度という厳しい査定が出る状況でした。私はこの問題を解決するためには、隣地の一部を購入するか、隣地と合わせて一体売却するしかないと判断し、隣地の所有者様に丁寧な手紙を書き、直接お話をさせていただく機会を得ました。
隣地の方は当初、資産価値の低下を懸念されて一部売却に難色を示されました。そこで私は、両地の境界にあるブロック塀が現行の建築基準法に適合しておらず、災害時の安全性や資産価値の観点からも改善が必要である点をご説明しました。その上で、「もし土地の一部をご提供いただけるのであれば、買主側でブロック塀を適法にやり替える」という提案を行ったのです。
ブロック塀の所有権が隣地にあったこともあり、この提案にはメリットが大きく、最終的にはご理解・ご協力をいただき、数㎡の隣地を購入することができました。その結果、接道幅が2.5mに拡張され、駐車スペースの確保も可能に。これにより、通常の再建築可能な物件としての条件が整い、不動産としての価値が大幅に向上しました。
当初は1000万円程度と見込まれていた売却価格でしたが、最終的には4200万円での売却に成功しました。
お客様からは「まさかここまで改善できるとは思わなかった」と大変喜んでいただけました。
どんなに条件が悪い不動産でも、法的・構造的な視点から丁寧に分析し、関係者と粘り強く交渉することで、その価値を最大限に引き出すことが可能です。不動産コンサルタントとして、お客様にとって最善の結果を導くため、今後も一つ一つの案件に真摯に取り組んでまいります。
横浜市で相続による売却は、公認不動産コンサルティングマスター・相続対策専門士の私にお任せください。