空き家のリスクについて【横浜市神奈川区で相続・空き家売却を支援】

2025/03/14

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こんにちは！神奈川区大口駅にある不動産会社、センチュリー21ブライトホームです。

さて、今回は昨今増加の傾向にある、放置された空き家がもたらすリスクについてご紹介いたします!

＜倒壊・火災の危険性＞

古い家は、経年劣化によって構造部材がもろくなり、地震や台風などの災害時に、倒壊する危険性があります。例えば、屋根瓦ズレや外壁のひび割れを放置しておくと、雨水が侵入し、木材が腐食して強度が低下し、強風で飛ばされることもあるのです。
また、火災が発生する事例も少なくありません。原因としては「放火」や「漏電火災」があげられます。「空き家は犯罪に遭いやすい」と言われており、放火のターゲットにされてしまう危険性があります。一方、空き家ということを知られないように、玄関照明が自動で点灯するようにしておくと、漏電火災に繋がるリスクもあります。
空き家が出火し、燐家や通行人に被害が及んだ場合、所有者の責任が問われることになります。すぐに売却しないのであれば、防犯対策はもちろん、定期的な点検や修理を施しながら、建物の状態を保つことが大切です。

＜不法侵入や犯罪の温床＞

空き家は、人の目が届きにくいため、犯罪に利用されやすくなります。窓ガラスを割って侵入して家財道具を盗難したり、住居として不法占拠されたりする事例も聞かれます。
また、違法薬物の製造や売買、性犯罪などの拠点として悪用されるケースも。そうなると治安が悪くなるだけでなく、一度犯罪に利用された家は、売ったり貸したりすることが難しくなるため、資産価値も大きく下がるでしょう。
空き家を守るためには、定期的な巡回や近隣住民との連携はもちろんのこと、防犯カメラやセンサーライトの設置、窓やドアの補強など、防犯対策を強化することが重要です。

＜衛生問題と景観への影響＞
長期間放置された空き家は、建物内に湿気がこもりやすく、カビやダニが発生しやすくなります。ネズミやゴキブリ、ハクビシンなどの害虫・害獣が住み着き、糞尿や死骸による悪臭や衛生上の問題を引き起こす可能性もあるでしょう。
また、庭木や雑草が伸び放題になっていると、景観を損ねるだけでなく、害虫の発生源になって近隣住民の生活環境にも悪影響を及ぼします。そのようなことが原因でトラブルに発展しないよう、注意が必要です。定期的な清掃や修繕は怠らないようにしましょう。

＜生垣や庭木の管理＞
庭の生垣や植木も、放置するとさまざまな問題を引き起こします。例えば、燐家との境界線上に生垣がある場合、枝葉が越境して隣家の敷地に入ってしまう、強風によって枝が折れ飛ぶような危険性もあるのです。
また、倒木して電線や建物に被害を与えてしまったり、木の根が地下の水道管やガス管を破損したりしてしまっては、近隣に大きな被害を与えてしまいます。
定期的に剪定を行うか、管理しやすいように庭を作り変えるなどの対策が必要です。

＜空き家の管理は所有者の責任＞
空き家を放置することによって生じるトラブルは、決してめずらしいことではありません。トラブルが発生した場合、所有者に対して法的責任が問われ、損害賠償を請求される可能性があります。放置すればするほど多くの問題が発生し、時間や費用、労力を費やすことになるのです。
相続した人は、その家を適切に管理する責任があります。相続した家をどのように管理・活用していくか、相続人はしっかり判断しなければならないのです。

以上、今回は放置された空き家がもたらすリスクについてご紹介しました。
次回は「空き家を相続した際、具体的にどのような費用が必要になるのか、維持費用と税金について」詳しくご紹介しますのでよろしかったら是非ご一読ください。